みなさん、おはようございます。
一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。
いや~いきなり暑くなりましたね!
日中はもちろん、夜中も寝苦しくなりました。
僕はクーラーが苦手で、
あまり寒くなると、お腹に警報が鳴り響きます。
ですので、なるべく冷気が当たらないように
厚着をしますが、
クーラーでマイナス5℃
厚着してプラス4℃
・・・結局は何しているかはわからない
ということで、妻からも再三言われているので
一度大腸検査に行ってきたいと思います。
ただ、結構ビビっております・・・(汗)
さてさて、今日のテーマは「 Someone Like You 」です。
人間とは難しいもので、頭でわかっていても、感情が追いつかないというものがあります。
それがサンクコスト(埋没費用)の罠。
では、サンクコストとは何か?
それは、すでに支払ってしまったお金や時間で、取り戻すことができない費用のことです。
つまり、どれだけお金や時間を使っても、その費用は戻ってこないということです。
でもそれが精神的な大きなハードルになります。
事例1: 映画のチケット
例えば、皆さんが映画のチケットを1,500円で買ったとします。
しかし、映画が始まってしばらくすると、全然面白くないことに気づきました。
ここで、次の選択肢があります。
最後まで映画を観る。
途中で映画館を出て、他の活動をする。
映画のチケット代1,500円はすでに支払ってしまったので、取り戻すことはできません。
これがサンクコストです。
ここで重要なのは、1,500円を無駄にしないために最後まで観るかどうかを考えるのではなく、
今の時間をどう使うかという未来の選択に焦点を当てることです。
つまらない映画を観続けるよりも、
楽しい活動に時間を使う方が有益かもしれません。
事例2: 学校のプロジェクト
もう一つの例として、学校のプロジェクトを考えてみましょう。
数週間かけて準備をしてきたプロジェクトがあるとします。
しかし、途中で他の生徒のプロジェクトを見て、
自分のプロジェクトが劣っていると感じた場合、
次の選択肢があります。
そのまま自分のプロジェクトを続ける。
新しいアイデアを取り入れて、プロジェクトを改善する。
これまでに費やした時間や労力はサンクコストです。
重要なのは、これからの時間をどう使うかです。
サンクコストにこだわらず、より良いプロジェクトを作るために新しいアイデアを取り入れる方が、
最終的には成功につながるかもしれません。
とは言うものの、人間は感情が先行する動物です。
いま、もっとできることがあるのではないか?
ひょっとしたら、事態が大幅に好転するのではないか?
はっきり言いますね、そんなことは基本ありません。
特に経営上で、サンクコストを払い続けて、
事態が以前よりも大きくよくなった事例はほとんどありません。
もちろんゼロではありませんが、事態がちょっとだけ変わったという程度です。
サンクコストとは、すでに支払ってしまって取り戻せない費用です。
重要なのは、サンクコストにとらわれず、
今後の選択(時間)に焦点を当てることです。
これにより、未来は大きく変化すると思いますが、
みなさんはどのようにお考えでしょうか?
“Don’t wait. The time will never be just right.”
(待ってはいけない。時は決して完璧には訪れない)
ナポレオン・ヒル
ブログを通じて、これからも色々な思考や情報を共有していきたいと思います。
皆さんもぜひ、日々の生活の中で多角的な視点を持つことの大切さを感じ取っていただけたら幸いです。
「May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy」