流行追求のリスク

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

昨日は地元の友人5人で久しぶりに飲みに行きました。

 

と言っても、家から100mにある町中華ですが(笑)

 

しかし、侮るなかれ! この町中華が美味しい

抜群に美味しい!

しかも安い!

そして近い!

 

オジサン5人で飲んで、食べて、なんと1人3300円(笑)

 

ほろ酔い気分で帰っても、5分で家に着く

 

全員小学校からの友人なので、気も使わない。

こんな幸せが大事ですね(笑)


さてさて、今日のテーマは「流行追求のリスク」です。

先日地元のスーパーマーケットに行ったときに、の話です。

 

テナントのひとつに長蛇の列が並んでいました。

 

気になってお店の前まで行って見てみると、看板に「りんご飴」の文字が!

 

最近Instagramで〝映えるりんご飴〟とあったので、

物珍しさに店内を見てみると、かなり簡易的な内装でした。

(ここからは職業病です・・・(汗))

 

確かに商品的には美味しそうだし、今までにないりんご飴はすごく美味しそうです

 

ただ、備品はレジとショーケースとバックヤードの棚ぐらいで、

どこか、高級食パンの店舗を思い出しました。

 

すべてがそうだとは言うつもりもありませんし、

りんご飴のビジネスモデルを否定するわけではありませんが、

店舗全体を見ると短期間(1~2年)で収益をあげて、

投下資本を一気に回収するモデルに見えました。

 

仮に内装が500万円かかるのであれば、それにランニングコスト(運営費)を乗せて1~3年で回収する

 

ただし、競合が近くにできた瞬間に売上は落ちていくので、

それまでに投資額の半分以上を回収できるかが勝負の別れ道だと思います。

 

しかし一番怖いのは、これを数字の裏付けなしで挑む経営者が少なくない

 

大体このモデルはFC(フランチャイズ)が多いので

フランチャイザーのビジネスモデルの話を聞いてきて、それを鵜呑みにしてしまう・・・

 

結果、投資コストを回収できずに、さらにマイナスだけが積みあがっていく悪循環に陥ることが少なくない。

 

しかも最近は食材の高騰で原価管理が追い付かないことも失敗の原因になっているみたいです。

 

流行に真っ先に乗り、収益を上げていくことは決して悪いことではありません。

 

しかし、投資が絶対に成功するとは言えません

むしろ、失敗することのほうが多いのが現実です。

 

得難きものは離れ難し

 

やはり商売とは、〝商(あきない)〟と書きます。

自分自身でビジネスを楽しんでアップデートしていけるかどうかが、

生き残るカギになります。

 

もちろん、りんご飴から、独自のビジネスモデルを構築するのも全然ありですよ!

 


トーマス・エジソン
「多くの人々が成功に達しそうな時に諦めてしまう。成功は失敗の反対ではなく、一部分である。」

 

ブログを通じて、これからも色々な思考や情報を共有していきたいと思います。
皆さんもぜひ、日々の生活の中で多角的な視点を持つことの大切さを感じ取っていただけたら幸いです。


「May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy」

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