皆さん、おはようございます!
一宮市で税理士をしている、岡田 糧(オカダリョウ)です。
最近はすっかり涼しくなって秋らしくなってきましたね。
秋の空は、1年の中で一番澄んでいて、
見ていて、とても心地が良いです。
月末でバタバタしているので、早くのんびりとしたいです。
さて、今日のテーマは「社長、それ いつやるの?」です。
今、ほとんどの企業がコロナの影響を大なり小なり受けていると思います。
その中で、国が支援している給付金や助成金はいくつもあります。
受注(売上)が半分以下になった会社のための持続化給付金
社員を休業せざる得ない会社のための、雇用調整助成金
家賃の経営への負担度合いを減らす家賃支援給付金
それぞれ、大きなメリットありますが、。
そんな給付金や助成金も時に毒にも薬にもなります。
昨日お会いした会社の社長は、
給付金を一切、受けとらないと言っていました。
(会社を守るために受け取ることが間違いでは決してありませんよ)
理由は、それに頼りすぎると、経営自体が偏るからと言っていました。
確かに、助成金をもらうために、
会社の仕組みを一部変更する社長もいると聞いたことがあります。
結果として、一回の変更が数回になり、結果としてもとには戻せなくなる
しかも助成金だのみの経営だから、その制度がなくなると途端に利益がでなくなる。
先日読んだ渡辺美樹さんの本にも書かれていました。
飲食店の今だから商品の見直し、原価の見直し、仕組みの見直しをする
アフターコロナで売上が7割が常態化しても利益を出せる仕組みにする
多くの会社と接していて、本当にその通り(生意気ですが)だなと思いました。
景気が良いときは、利益が出ているから基本的な改善をやらない
コロナで危機的状況だからこそ、
今、会社の内部環境を見直す必要がある。
それで売上が回復するのか?
所詮コストカットだろう?
そんな意見が聞こえてきますが、
会社を筋肉質にする基礎固めを最初にする
そのうえで、新しいビジネスをした方がリスクは少ないです。
誤解を恐れずにはっきり書きますが
大半の経営者が考える新しいビジネスは打率1割(成功率10%)くらいです。
ほとんどが失敗します。
いきなり利益が上がるなどの美味しいものなんてこの世に存在しません。
その事実をちゃんと理解した上で、内部環境を見直す
社員とのコミュニケーションやお客様との接点も同じです。
(偉そうに書いていますが、弊社も同じです)
来年、再来年にはある程度経済は回復する可能性はあります。
その時に、今の言っていることを実践しようとしても、遅いです。
だからこそ、世の中の社長の問いたい
「それ、いつやるの?」
それでは今日も素晴らしい一日をお過ごしください(^^
皆様に幸せな、良いことがありますように!