職場の飲み会って〝あり〟〝なし〟?

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

 

今日のテーマは「職場の飲み会って〝あり〟〝なし〟?」です。

今、若い世代と僕たちのような40・50代の間で問題になっているのが、

コミュニケーション目的での職場の飲み会です。

 

結論から先に言うと僕はこれが「あり」だと思います。

 

ただし、普段はほとんど飲みに行きません(笑)。

 

4時台に起床するため、早めに寝たいし、飲みに行く時間とお金の費用対効果を考えると、

それほど価値は感じません(怒られるかもしれませんが)。

 

また、お酒が体質的に合わないので、あまり飲まないという理由もあります。

 

では、なぜ結論が「あり」なのかと言えば、それはよく言われる「コミュニケーション」が効果的だからです。

 

現在、僕は税理士会という組織の理事を務めています。

 

この組織に参加しているメンバーについては、会議だけでは相手の人柄を知ることが難しいことが多いです。

笑わない人、

厳しい意見を言う人、

変わった冗談を言う人など、

月一の数時間の会議だけでは当然のことかもしれません。

 

しかし、一度飲みに行くと、そんな偏見は確かに和らぎます。

 

仕事以外の共通の趣味があったり、

税理士としての事務所経営について話が盛り上がったりすることもあります。

 

しかし、今の若い世代が言う「飲みニケーション」ではなく、

職場の人間関係を縮める他の方法があるのかと言われれば、それも一理あります。

 

仕事終わりの自由な時間に、好きではない(?)人間関係に時間を使うのは、苦痛でしかありません。

 

それは非常に理解できます。

 

ただ、飲みニケーションを100%否定するのではなく、

何か良いことに繋がるかもしれないと捉えることも大切です。

 

上司も「飲み会」に固執するのではなく、他の方法を模索することが重要だと思います。

 

部下との距離感を理解するためには、自分が経験した方法だけに頼るのではなく、新たなアプローチを試みるべきです。

日本の企業(特に中小企業)はこれまで、マネジメントの研修を受ける機会が少なかったと言われています。

ほとんどが「見て覚えろ」という職人の世界でした。

 

しかし、現在は大企業などではマネジメント教育が進んでいると言います。

 

上司も「人を導く」ための勉強をし、成功バイアスに頼るのではなく、

しっかりとした理論を学び、それに基づいて指導を行うべきです。

 

外資系企業では年間60〜80時間のマネジメント研修を受けることが一般的です。

 

このような研修を受けた後、日本の文化である「飲みニケーション」を行えば、

若い世代も理解してくれるかもしれません。

飲み会が全て悪いわけではありませんが、

強制的な参加や過度な飲酒を奨励する文化は改めるべきです。

 

また、職場のコミュニケーション手段として、飲み会以外にも様々な方法があることを認識し、

それらを積極的に探求することが大切だと思います。

 

最後に、どのようなコミュニケーション手段を選ぶにしても、それがすべての人にとって心地よいものであること、そして生産的であることが重要です。

一方的な価値観の押し付けではなく、多様な意見や価値観を尊重する姿勢が、

より健全な職場環境を作り出す第一歩になるではないでしょうか。

 

May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

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