会計業界の変化

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

昨日は久々に近所のファミレスで外食をしたのですが、

もうフロアに店員さんがほとんどいませんね。

 

店員さんは受付で案内だけしたら、注文はタッチパネルだし、

水やおしぼりはセルフだし、

もちろん、料理の提供自体は店員さんですが、

完全に形態が変わってきていますね。

 

これも人手不足の影響だと思いますが、

これまではお客さんに合わせて業態を変えてきていたなものを

お店のサービスに客側を合わせる時代になってきたのだと思いました。

 

これもひとつの時代の流れですね。

 

特に大手企業の戦略が見れるチェーン店は勉強になります。

 

 

さてさて、今日のテーマは「 会計業界の未来」についてです。

我々税理士・会計士をとりまく環境は

 

ここ20年で大きく変動しています。

まず、マイナス要素としては下記が挙げられます。

1、人材不足
会計事務所のアンケートでは、40%以上が人材不足と回答しました、弊社も同様です。
やはりここ数年(特にコロナ機に)人材不足が顕著になりました。

2、税理士受験者数の減少
税理士試験における受験者数は、平成17年の56,314人から減少が始まり、
令和5度は32,893人と40%以上少なくなっています。

3、税理士への賠償事例の増加
税理士賠償責任保険金支払いの推移はここ5年で、16億8,055万円から22億5,924万円へ増加している。

4、高度な税務判断 ニーズの多様性
ビジネス自体がネットッ中心なりつつあり、複雑なビジネススキームへの対応が必須となっています。
弊社でも20年前と比べると、以前には無かった新しいビジネスをしている会社が30%ちかくあります。

5、節税商品の封じ込め
これは生命保険をはじめとする節税商品(一部は課税の繰延商品)が税制改正によって使えなくなり
節税をしたい一部のニーズをくみ取れなくなっている

6、クラウド型経理ソフトの台頭
これまでは税理士同士が競合でしたが、freeeさんやマネーフォワードさんをはじめとする
API連携のクラウド型ソフトが出てきたことにより、一部の市場を奪われることになりました。
(もちろん、自社で活用すれば大きな味方にもなります)

あと、クラウド会計によって入力業務自体の価値が低下して来ています。

お客さんも「そんなのデータとして簡単に取り込めるのでは無いのか?」と入力自体を軽視する人も出てきています。

 

一方でプラスの要素としては

1、デジタルツールへの変化
従来のコミュニケーションツールは電話やFAXでしたが、
LINEやChatWork などに変化して、コミュニケーションが格段に上がりました。

2、会計ソフトの技術革新
会計ソフトのApI連携やCSVからの取り込み等、人手(一部)に頼らない仕事に変化

3、検索のデジタルへ変化
検索(調べもの)も便利になりましたね。
昔は書庫に篭りながら調べていましたが、
今は法規集や事例集がデジタル化されているので、検索が1/10くらいになりました。

これらの進化は我々の業務をより効率化し、お客様へのサービスの質を向上させる大きなチャンスを提供しています。

こうした状況の中で、税理士業界はどのように進化し、どのような未来を築いていくべきでしょうか?

もちろん僕自身が答えを持っているわけでは決してありませんが、

デジタル化と技術革新は積極的に取り入れることが重要だと思いますし、

専門性を今以上高める努力も必要です。

 

そしてこれまで以上にお客様との関係性を強化することも大切です。

やはりAIにはできないプロとしての相談相手にどこまでなれるかが重要だと思います。

 

あとは変化を恐れず、積極的にチャレンジしていく姿勢が

我々業界全体に求められていることなのかもしれませんね。

 

 

May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

関連記事

  1. 誰よりもその数字の意味を理解する

  2. 時間つぶし

  3. 先代が遺してくれたもの

  4. 時間を定量的に計測する

  5. 〝税〟をみる視点

  6. 玉ねぎ

PAGE TOP