評価恐怖症

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

昨日はホテルルートインに泊まったのですが、

大浴場と朝食が魅力ですね。

 

ちょっとした温泉に来た感じですし。

朝もビュッフェスタイルなので、ちょっとした贅沢を味わっております。

 

なんか人生の楽しみって、

こんな小さなことから感じるものなんですね。

 

今年のゴールデンウイークはのんびりしたいです。

 

と言っても、まったく予定がありませんが・・・・


 

さてさて、今日のテーマは「評価恐怖症」です。

先日、元マイクロソフトの中島聡さん(Windows95の開発に携わった)の著書を読んで非常に印象を受けました。

 

特に記憶に残ったのは、Windows95が発売された際には3000ものバグが存在していたという事実です。

 

これらは致命的なものではありませんでしたが、製品が完璧でない状態で出荷されたことには驚かされました。

 

スマホのアプリが頻繁にアップデートされるのと同様ですね。

 

私たちも日々、作成する資料に完璧を求めがちです。

 

しかし、それが原因で依頼された期日を守れないのは問題です。

メールの内容を過度に検討しすぎたり、

説明用のパワーポイントのスライドを多く作りすぎたりして、

納期に間に合わないことがあります。

 

中島さんも「日本人は評価恐怖症である」と指摘しています。

 

確かに、評価が低いと落ち込むこともありますが、

最も重要なのは期日を守ることではないでしょうか

 

完璧を目指すあまり、大切なことを見失ってはいけません。

 

時には、完璧ではなくても良い結果を出すことが、より大きな価値を生むことがあります。

 

Windows95もあのタイミングで出荷したことで、世界を大きく変えることになりました。

結局は何事も完璧はあり得ません

もちろん、製品としての体をなしていないのは論外ですが、

新しい技術やアイデアを早期に市場に出すことで、

フィードバックを得て、それを基に改善を重ねる方が、相手目線のより良い商品になるのではないでしょうか?

 

「完璧を求めることは進歩の大敵だ」 – ヴォルテール(フランスの思想家)

 


May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

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