みなさん、おはようございます。
一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。
先日あるお客様が相続時精算課税について聞きたいと相談に来られたので、
会話風に説明します。
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ご夫人: こんにちは。主人を亡くしてから、
相続の手続きについて色々と調べているのですが、よくわからなくて…
特に相続時精算課税制度って聞いたのですが、どんな制度なんですか?
税理士: ご愁傷様です。相続手続きは複雑で、ご不安も多いかと思います。
今日は、相続時精算課税制度について詳しく説明させていただきますね。
ご夫人: はい、よろしくお願いします。
税理士: 相続時精算課税制度は、贈与税と相続税をトータルで見て、
節税対策ができる制度です。簡単に言うと、以下の3つのメリットがあります。
①贈与時に2,500万円まで非課税 贈与額の合計が2,500万円を超過した分も一律20%しか課税されない
②将来値上がりすることが確実な資産を贈与することで、相続税対策になる。
③生前に多くの贈与ができるため相続時の争いが防止できる
ただ、気を付けなければならない3つのデメリットもあります。
①一度使うと暦年贈与が使えなくなる
②贈与税の申告が必要になる
③小規模宅地等の特例(相続税の時の特例)が使えなくなる
④登録免許税や不動産取得税の負担が増える(可能性)
ご夫人: そうなんですね。でも、私が亡くなった時に、どのくらい相続税がかかるかわからないので、
どれくらい贈与すればいいかわかりません。
税理士: ご心配ですね。相続税額は、奥様の財産、そして将来の財産の増加などを考慮して計算する必要があります。
シミュレーションツールを活用して、将来の相続税額を計算することができます。
シミュレーションツールを使えば、どのくらい贈与すれば節税になるのか、
逆に贈与しすぎると将来の相続税額が高くなるのかなどを確認することができます。
ご夫人: 予測できるんですか?
税理士:はい、 相続時精算課税制度は、複雑な制度ですが、メリットもデメリットもあります。
ご自身の状況に合わせて、活用することを検討してみてはいかがでしょうか。
ご夫人: ありがとうございます。今日は色々教えていただき、助かりました。
税理士: お役に立てて良かったです。何かご不明な点があれば、いつでもご相談ください。
さてさて、今日のテーマは「全ての障害は変装した機会である 」です。
いや~ 商売って何事も環境に合わせるって大事ですよね。
定額減税で給与計算が複雑化して四苦八苦している
企業の経理担当者・社会保険労務士・税理士を代表して
時の首相に
昨日イオンで買い物していたら、
「定額減税セール 「4万円均一企画商品」のポップが!!
そう来たか!!
僕らからは恨み節しか聞こえないですが、たしかに一般の社員からはすると4万円手元に残る計算ですからね。
視点を変える大切さを感じました。
自分たちの会社
自分たちの業界
自分たちの周りの業種
そこだけに視点を置かずに、全く違う視点を持つ重要性を持つことが
新しいビジネスチャンスに繋がるのですね!!
「常に現状を疑い、新しい視点でビジネスを見つめ直すことが重要だ。そうすることで新たな機会を見つけることができる。」
ジェフ・イメルト(元GE CEO)
ブログを通じて、これからも色々な思考や情報を共有していきたいと思います。
皆さんもぜひ、日々の生活の中で多角的な視点を持つことの大切さを感じ取っていただけたら幸いです。
「May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy」