キャリアの先に

みなさん、おはようございます。

税理士の岡田糧です。

今日から仕事始めと言う方は多いと思います。

今年一年が皆様のビジネスにとって大きな飛躍の年となりますよう心から願っております。

 

さて、今日のテーマは「キャリアの先に」です。

12月に税理士試験の合格発表がありましたので、その結果次第で就職活動・転職活動をされた方は多いと思います。

僕も、22年前はそうでした。

今回のテーマはそんな税理士を目指す方々に向けて、何らかの参考になればと思い書いています。

僕自身10年くらい全国の税理士・会計士の先生方が集まる経営支援の研修に参加してきましたし、

今は東海税理士会の中で小さな役職をもらっているので、業界の方と触れ合う機会は人よりは多いと思います。

ですので、そんな視点でお話ししたいと思います。

 

僕が合格したころからキャリア形成 はずいぶん 変わってると思いますが、

一番大事なのは〝 どんな税理士になりたいか?〟 っていうことですね。

僕が税理試験受けてる時はもう ひたすら合格なことしか頭になかったので、

いざ就職となると、受け入れてくれる事務所を探すだけでした。

今は、売り手市場だからある程度選択肢があるので、特に重要だと思います 。

従業員が数百人いる 大手の税理士法人でキャリアを積むのもありですし、

逆に直属の上司がキャリア数十年の税理士だからこそ、教わることも多い個人事務所もいいですね。

仕事内容も 複雑な税法を駆使して事業承継や企業の合併をを行ったり

トレンドの資産税等の相続税もいいと思います。

 

ちなみに僕は一応10年ぐらいは経営支援を主にやってきました 。

と言ってもバリバリに経営支援業務をやっている 会計事務所さんに比べれば

レベルの低いものですが、 少しでもお客様の経営が良くなるよう 目の前の課題を一つ一つ解決のお手伝いをしてきました。

結局税理士の本業はこれかもしれません。

ちなみに税理士は〝仕業〟と呼ばれ、侍に例えられることがあります。

野武士のようにどこにも属さずに一人のプロフェッショナルとして生きていくのか、

一方でプロフェッショナルが集まった、騎士団のような組織で大きな仕事をするのか

はたまた、そんな組織を作っていく税理士になるのか

正解はありません。

30代や40代前半の税理士・会計士の先生方と触れ合うと、事務所を大きくしていく 大変さやそのエネルギーにうらやましく感じる時があります。

逆に 税理士会(無償の奉仕)で自分よりも 年長の先生方と触れ合うことで、その人たちの持っている人間の深さを学ぶこともあります。

いといろ書いてきて、、まとまりがないな~といつも以上に思いますが、

一番重要なことは〝税理士〟という仕事は70年以上前からも先人の先輩方の地道な努力の中に成り立っている仕事であるということです。

もちろん全員が誇り高く国のためにがんばってきたかと言えば、違うかもしれませんが、

やはり、国家財政を担う仕業としてはある程度の崇高な志は必要なのではないでしょうか。

自信のビジョンの先に、少しでも社会がよくなるように歩んでいく

そうすれば、絶対に間違った方向には行かないと思います。

何が正しいのか、正解なのかを探している人は多いと思いますが、

絶対にブレない柱を持つことの方が大事だと若輩者ながら感じております。

このブログも諸先輩方から見れば、浅いかもしれませんが、

少しでも、会計業界が良くなるようにメッセージを送ります。

May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

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