学問と現象が一致する瞬間が真の啓蒙である

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

昨日で税理士会会議がひと段落ついたので、

今日は1日はフリー時間のなりました。

 

年始から年末調整 → 確定申告 → 税理士決算と立て込んでいたので、

ゴールデンウイークもありますので休憩ですね

 

やることは、いっぱいりますが、今は旅に出たいです

 

アリアハンから旅立つ勇者の如く!!

(仲間はおりませんが・・・)


さてさて、今日のテーマは「学問と現象が一致する瞬間が真の啓蒙である」です。

お恥ずかしい話、仕事を始めて25年、独立して12年が経過しますが、

あまりマクロ経済学は好きではなく、勉強もしてきませんでした。

 

一応、大学時代には経済学を履修しましたが、アダム・スミスぐらいしかわかりません。

「神の見えざる手」ってやつですね。そんなことはさておき・・・

 

しかし先日、渡辺努氏の「世界インフレの謎」を読んだとき、

今の物価高と人手不足がどのように繋がっているのか理解できました。

 

もちろん2022年時点の本なので、仮説に基づいていますが、

コロナによりリモートワークが増え、労働環境が大幅に変わりました。

それに伴って、退職した人や、コロナが明けても元の働き方に戻らない人が一定数います。

それが結果として労働力不足に伴う供給不足(商品の希少性が増すこと)から

価格が高騰するという負の連鎖になっています。

労働力不足
・厚生労働省「毎月勤労統計」
・ジェイ・エイ・シー・エル株式会社「2024年版 労働市場・賃金調査」
・リクルートワークス株式会社「2024年 新卒採用市場動向調査」

 

これまではビジネス自体の大きなマクロ的な部分をトレンド程度にしか見ていなかったのですが、

今回渡辺氏の本を読んで非常に重要だと感じました。

 

当たり前ですが、いろいろなものが繋がっています。

 

逆に、経済のマクロ的な流れを見ておかないと、

ミクロレベルでは相当な努力が必要かもしれません。

戦略の失敗は戦術では取り返せません。

 

目の前の現象と学問が一致すると面白いですね。

 

今回は単なる気づきでした(汗)

 

アルベルト・アインシュタイン
「最も美しいものは、数学的に単純で、かつ現象に対応するものである。」


May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

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