数字は悲観的に見る

みなさん、おはようございます。

一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。

今日はあいにくの雨ですね。

 

とはいっても、僕は事務所の籠っているだけなので、

外が静かで僕は好きです。

 

受験が終った長男が「ゴジラ-1.0」を観て

あまりにゴジラがカッコよすぎて泣いたらしいです(笑)

 

とは言え、映画館で観る映画への没入感はテレビの比では無いと思います。

 

あの閉鎖空間のスクリーンと観客だけの世界

もう40年以上通っていますが、

やっぱりあの場所は大好きです。

 

確定申告終わったら「ゴジラ-1.0」観に行ってみます。

 


さてさて、今日のテーマは「数字は常に悲観的に見る 」です。

「いや~今年は売上が上がってよかったよ。

無事利益も出たしね、来年もがんばろうかな(笑)」

こんな会話した経験ってありませんか?

 

もちろん、売上があがることも、利益が出ることも素晴らしいことです。

 

しかし、結果として利益が出ているのではなく、

利益は〝集中して絶対に出すもの〟です。

 

何故売上が上がったのか?

 

我々会計事務所だと、たまたま紹介が多かったから

たまたま、大きな相続の案件があったから

 

それが外部環境だけであれば、紹介が無ければ売上は現状維持か必然的に減少する。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

当たり前ですが、売上の分析は必須

隠れた失客の可能性はどれだけあるのか?

経営者の年齢

会社の利益状況

バイアウトを考えている

ビジネスモデル衰退していないか

 

5年以内もしくは10年以内に失う可能性はどれだけあるのか?

すべて数値化してみる

 

失客可能性を5段階で評価すると、

弊社でも少なくない件数が失客していく可能性がある

 

したがって、現状維持のためにも営業活動は必須

 

同じように、経費もすべて売上のために紐づいているか確認する

ただ言われて払っているようなサブスクリプションみたいなものはないのか?

費用対効果は出ているのか?

 

自分が子会社を監査するときと同じように厳しい目で見る。

 

「この経費これくらいいるんですよ~」と言われたら、

削減を前提で考えさせますよね?

 

インフレで物価や人件費が上がっている

だから仕方ない

もちろん、それはよくわかります。

 

しかし、だからと言ってそれで終わっていては

利益は絶対に出ません。

 

数字は常に悲観的に見る必要があります。

 

売上は下がる前提

経費は上がる前提

内部留保は消える前提

今は絶好調と言っても、一寸先は闇です。

 

全ての数字に集中し続ける経営者だけが生き残れると思いますよ

 

今日は厳しめです(汗)


May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy

関連記事

  1. 会社を蝕むもの

  2. 貯蓄から投資への転換

  3. 奇貨居くべし

  4. 他者、社会、そして日本

  5. 〝顧客の面倒くさい〟にヒントがある

  6. 導く側の責務

PAGE TOP