みなさん、おはようございます。
一宮市で税理士をしている岡田糧(リョウ)です。
4月1日からAudible(オーディブル)を聞き始めて、
現在6冊聞き終えました。
今年の目標は100冊なので、
結構順調なペースで聞けています。
こう書くと、
「読んだほうが、記憶の定着が良いのでは?」
「自分で読んだほうが早い」
と言われるかもしれません。
これに対してAudible(オーディブル)は2倍速以上で聞けますし、
記憶に関しては、研究によっては
認知スタイルは視覚優位、聴覚優位、触覚優位など、個人差があるみたいですので、
僕は圧倒的に〝聞く〟ほうが好きす。
ただ、具体的なデータを取ったわけではないので、
絶対とは言えませんが、
仮に記憶の定着が視覚有利(普通に読む)だとしても、
年間に100冊は読めないので、
聞きながらメモを取るなどして、その部分は補いたいですね。
使い方は違いますが、「読書百遍義自ずから見る」です!
さてさて、今日のテーマは「中小企業のガバナンス」です。
大谷翔平選手の通訳の水原氏の金銭問題は世界を驚かせましたが
これって、実は企業では少なくない事例です。
信頼していた人に裏切られるケース
経理担当や財務役員が勝手に資金を横領していた。
信じていたのに・・・
しかも、会社のお金を扱う人が親族であっても同じです。
時には社長の奥さんまでも加害者に・・・
・東京商工会議所の2020年調査
中小企業における不正行為の経験者の中で、「家族・親族による横領」は11.8%
・帝国データバンクの2023年調査
横領事件を起こした中小企業の役員のうち、女性は14.5%(社長夫人も含む)
税理士としての肌感覚だと、
不正が無い企業のほうが少ないと思います。
そして皮肉な話、不正や横領は税務調査で発覚することも少なくありません。
(事例としては売上入金を別口座にいれて着服している)
限られたリソースの中で、不正が起きないような管理体制を中小企業は取る必要がありますが、
では何をどのように進めていけばよいのか悩む経営者も多いのではないでしょうか。
何がベストかはわかりませんが、
経営者が数字を見る力は必須です。
それが不正の直接的要因ではありませんが、
怠っているから不正が把握しずらいのは間違いないです。
彼(彼女)なら大丈夫
信じることと、管理しないことは別の話です。
経営者に〝お金のことは苦手だから〟は通じませんよ!!
May you find yourself on cloud nine today, filled with happiness and joy